栃木SCサポーター杯 後半
というわけで後編です。
目指せ全勝優勝と意気込んで参戦したこの大会で予選リーグまさかの全敗&無得点という結果に終わり他チームの異次元の実力にビビり戸惑う水戸サポFC。
予選の結果を受けて9位〜12位決定リーグに回ることになりました。
•水戸サポFC(Aグループ4位)
•鹿沼FC(Bグループ3位)
•富士重工(Bグループ4位)
•栃木SCサポーターB代表(Cグループ4位)
各グループの4位チームと各グループ3位チームの中で得失点差の成績が一番悪かったチームがこのリーグに割り振られました。
巻き返しの順位決定リーグです。
順位決定リーグ初戦
vs栃木SCサポーターB代表
8-1勝利
やっと勝てた!!!
午後のオープニングゲーム
長い休憩時間で体力回復したのが功を奏したのか午前の鬱憤を晴らすゴールショーを展開。気づけばスコアは開き8-1。ちなみにおさしみもめずらしくゴレイロで先発して少しは勝利に貢献しました。
シュートが得点量産。よくやったぞ。
順位決定リーグ初戦を幸先良いスタートを切り安堵の水戸サポFC。
思わぬ大勝に「ウチらこのリーグなら割と別格なんじゃない?」という考えが。初戦勝利に気を良くしたのか、最初に割り振られたAグループの相手が悪かっただけで自分たち自身は割ともっとやれる位置にいるんじゃないかという自信がわいてきたのですね。
しかし、この自信はわりとすぐにぶち壊されることになりました。
次にあたるチームの観察をしようと体育館を眺めていたのですが、
(なにシュートわろてんねん。)
そうそうこんな感じで。
広い体育館なものでコート二面でやってるんですけど、この中のどちらかが次にあたるチームのハズなんですよね。手前のコートはとにかくハイレベルで。全員攻撃、全員守備って感じで一気に相手陣地になだれ込んで行く運動量。判断力もさることながら技術も凄まじい。申し訳ないけど、どっちと対戦するにしても歯が立たなそうなレベル。上位にいくチームってこんな具合なんだなぁと。
一方、奥側のコートのチーム同士はミスも目立って自分たちより少し技術あるかなぁという感想。
おそらくこの奥側のコートのどちらかが自分たちと次に対戦するんだろうなぁということで試合風景を眺めてました。しかし、対戦表をよくみてみると手前側のチームが自分たちと当たると表記してありました。
おいおいおいおいおい(笑)
勝てるハズないだろぉ……。
映像があればわかりやすいのですが、逆立ちしても勝てる相手じゃないですよ、本当に。なんでこんなハイレベルな相手がこの最下層の9位〜12位決定リーグに…それもそのハズでBリーグはどのチームも実力上位チームが入ったいわゆる死のリーグだったらしく、
最近だとこんな感じですね。
wikipediaからも拾ってきました。
うわ!これは熱い!!2002年のW杯ですね!!
まぁそんな感じで実力あるチームがひしめくBグループのチームなわけです(笑)
しかも、運が悪いことにこのBグループの3位もこの僕たちの9位〜12位順位決定リーグに入ってしまったみたいでそれに気づいた僕たちは大慌て。まぁ今更なにができるわけではないんですけど。
もっというと、次の鹿沼FCは過去の大会優勝の経歴があるチームで急にふりかかった三重苦に途方に暮れました。
しかし、そんな状況でもキャプテンたけみは策を講じました。ちなみに僕は課金して10連ガチャを引いてるところです。
その策はいわばアンチフットボール。バスケットでいうところのラン&ガン、聞こえをよくすれば手数をかけない速攻というところでしょうか。限られた時間でチームに策を浸透させます。
そして、順位決定リーグ第二戦
vs鹿沼FC
2-7敗戦。
負けました。しかし、確かに策は通用した。そんな手応えを感じました。
お疲れ様でした。
ロングボールとハイボールの組み合わせ。これの重用に相手は間違いなく嫌がり、結果として先制点を奪えた。まぁその先制点で相手を本気にさせたところは否定しませんが。笑
次の最終戦は手応えを掴みつつ次戦の作戦を練ります。
!!??
デデドン!!
ここでおさしみカントク登場です。先ほどまでたけみキャプテンが言っていた作戦を「ワシが考えた」的な口ぶりでみんなに説明しています。
まさに漁夫の利。
部下の手柄は上司のモノと半沢直樹というドラマで銀行マンの世界ではこのセリフを言っていましたが、やってることはそれと同じですね。笑
順位決定リーグ最終戦の相手は富士重工。大会最優秀GK擁するチームで守備が堅いのはもちろんのこと足元の技術も確かで先ほどの鹿沼FCとも互角の戦いを演じる相手です。
そんなチームを相手に水戸サポFCはどのように挑んだのか。
最終戦キックオフです。
5名+女性の水戸サポFC
キャプテンたけみをトップにその下のシャドーの位置に絶賛肉離れ中のたつやとけいおん部ののりこ
相手の分厚い攻撃には経験のある柏さんと戦術理解の高いスージーを配置
そしてゴレイロにはタカノフーズ杯茨城少年野球大会ベスト4(少年野球の県大会のことです)の実力をもつおさしみがゴールにそびえ立ちます。
さぁ!最終戦全てを出し切れ!!
ゲームの口火を切ったのは水戸サポFC。ゴレイロからのロングボールを保持してたけみが強引にシュートしこれが先制点に。
躍動!!
ここから水戸サポFCのアンチフットボールが展開。奪っては縦に速くの攻めで相手が対策する前半5分までの間に一挙3得点!
3-0
周囲の予想を大きく裏切るスコアで前半を折り返す。
しかし、後半。地力で上回る富士重工を相手に守勢に回り立ち上がり3分間で連続失点。
3-2
喜びも束の間。リードは最小点数差に。
相手の攻めの勢いは更に増し飲み込まれるものかと思われた。
しかし、ここでおさしみに今年最大のビッグプレーが生まれる。
相手のボールをキャッチし、一気にロングスローで速攻!交代で入ったばかりのゴール前のシュートを目掛けて投げたボールは相手ディフェンスが先にジャンプしてヘディングでクリア…しかし、勢いのあるロングスローは相手ディフェンスのクリアミスを誘いこれがオウンゴールに。
4-2!!
相手に傾きかけてた流れはまた再度こちらに。このリードを全員で守り抜きそして歓喜のタイムアップ。
番狂わせ!
この日2勝目は今大会を10位で終える重要な勝利となった。
正直普通のコートでフットサルをやったら10回やっても敵わないんではないか。そう思わせるような実力をもつ相手に劇的アップセット。
チーム一丸となってひたむきに勝利を目指す。団体競技の素晴らしさを改めて噛み締めた。
全日程終了!!
10位の我らが水戸サポFCの賞品はうまい棒一年分でした。笑
チーム個人賞はたつや。まぁよく頑張ったから異論はないけど、黒毛和牛とか!!みんなで均等配分して分け合うべきだろ!!!
そして。。。
ベスト監督賞いただいてしまいました(笑)
すいません、皆さん。そして、たけみ。笑
ありがたくちょうだいします!(笑)
本当に今回はこのような素晴らしい大会に水戸サポFCを招待していただきまして栃木SCの皆様には感謝をしております。この場を借りて御礼を申し上げます。
また来年も呼んでいただいた際には更に上位にいけるように普段のフットサルから努力していきたいと思います。
本当にありがとうございました!!
協賛企業の皆様です。
10位&ベスト監督賞イェア!!!!!!